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愛国丸(あいこくまる)は大阪商船が南アフリカ航路へ投入するために建造した貨客船の内の1船。日本海軍に徴用され、太平洋戦争では特設巡洋艦としてインド洋を中心に通商破壊を行った。のちに特設運送船に転じたが、1944年(昭和19年)2月17日のトラック島空襲で沈没した。 == 艦歴 == 大阪商船が南アフリカ航路へ投入する初めての新造船として計画、建造された報国丸に続いて建造される。優秀船舶建造助成施設による建造費補助の対象とされた。折からの物資難の時代にもかかわらず、「京都」と命名されたスイートルームなど最高の旅客設備が設けられた〔野間, 203ページ〕。しかし、報国丸とは違って一度も商業航海に就くことなく、竣工の翌日である1941年(昭和16年)9月1日に日本海軍に徴用された。公試運転時、船体は徴用を念頭に所謂グレー系統の軍艦色で塗装されていたが、上部構造と船体には平時塗装と同様の白塗装と白線、煙突も黒と白の平時塗装が施され、この塗装について野間恒は「薄幸の娘に施した餞の化粧」という表現を使っている〔野間, 203、204ページ〕。9月5日から10月15日にかけて、特設巡洋艦としての艤装が行われた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「愛国丸 (特設巡洋艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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